前回は、富士山の6合目から7合目まで登ったことを書きました。
●今日の富士山の天気は快晴♪5合目~6合目で山頂が見えました。
吉田口ルートの5合目から出発、そして7合目を登り終えて体力はまで十分残っている。
ふもとの景色も晴れわたっているので綺麗に見えまています。
さらに天候も良好!
風もなく、かなりいいコンディションので7合目の休憩を終えて、向かうは今夜の宿泊小屋の『御来光館』です。
7合目~8合目は試練
7合目まではジグザク道の坂が続くものの、ふもとの景色や天候も良いので山頂の様子を見つつ、楽しみながら登っていました。
しかし、ここからが勝負だったのです。
ここからは急な岩場がひたすら続く道のり。一歩一歩と言うより、一段一段ずつ脚(あし)を持ち上げて進んでいく感じです。
それに加えてこの高さになってくると空気が薄くなって息切れが早くなってくる(;O;)。
ここで酸素缶を取り出して吸引しながらの登山となりました。
加えて、ここまでくると登山をする方達の大行列となり渋滞の発生!!!
でも、逆にこの渋滞のおかで少しづつですが、ゆっくりといいペースで登ることが出来ました(^-^)
ガイドさんの
「苦しくて脚が止まったら、必ず深呼吸してください」
という掛け声を何回もしてくれたことが励みになります。
とにかく頑張ろう!少し苦しいけど次の休憩所までなんとか頑張ろう!と必死。そして自分にも励ましました。
「少しずつでも確実に山頂に近づいている・・・」
そして、再び7合目登山中の山小屋で休憩に入ることができました。
ここはもう雲の上ですね(´∀`)
素晴らしい眺めに言葉もありません!
7,5合目の休憩中におきた神秘的富士山マジック
どこからかこんな声が聞こえてきました。
「7合目から8合目が1番長いんだよ・・・」
嫌な言葉はすぐに耳に入ります(笑)
そう、確かに長いです。その証拠にここからは休憩が入るようになりました。
この標高差と暗くなり始める時間帯。
気温がだいぶ冷えこんできたので『チェックの登山シャツ』を一枚上に着込みました。
周りは少し薄暗くなり始めたと思った瞬間・・・。遠くをみるとこんな神秘的な景色が現れたのです!
この現象についてガイドさんに聞いたところ、何でこのような雲が発生するのは分からないみたいです。ただ、時折このようなことが起こるみたなんですね。
こういう珍しい現象を見られる神秘的な富士山。
体は疲れているけれど、これを見られただけでも来てよかったなと思いました(^-^)
ちなみに7,5合目付近にもこんあ重機がなぜかある・・・。
どうやって運んだんだ?
なんてヤボなことを考えてしまう・・・。でも現代社会ならなんでも出来ちゃうんだなと、余計なことを頭で考えるのは疲れるのでやめました。
さあ、8合目に向かってもう一息だ!!
8合目に到着!防寒着を着る
7,5合目から8合目の山小屋に向かっていく道のりもひたすら岩場が続きます。
この高さになってくるとかなり酸素が薄くなってくるので、頻繁に酸素を吸引することが多くなりました。
でも少しずつ頂上には近づいているのです。
途中、またもや富士山の神秘的な景色を見ることが出来ました(´∀`)
『影富士』と言われ、富士山の影が太陽の光の加減で映し出される現象です。
本当に天候はGoodコンディション!とっても感謝です。
もうこの標高になると、何が見られかわからないし何が起こるもわからない。
後は自分との戦いだと思い、息を切られながら、でもしっかり呼吸を整えながら足に地をつけて登っていきました。
小学生ぐらいの子が頑張って登っている・・・。
この子供たちの姿が励みになりました。
そしていくつかの山小屋を通過して、ついに8合目に到着!!そこにある山小屋で15分ほどの休憩に入りました。
標高は3,000m・・・。ああ、すごいな・・・。
ここで「チームヘルメット」の人達はカップラーメンなどの温かい食べ物を食べたりして体力を回復したり。
気温もぐっと下がり、温かい食べ物はとても美味しいですよ~(笑)
ここからは防寒着として『レインウエア』を、そして暗くなってきたので頭には「ヘッドライト」を装着して登山再開。
時間はだいたい19時前後(正確には見ていません)
確かに何時間も登ってきたみたいですが、あまり時間は気にしなかった。というより、登ることで頭がいっぱいで見ている暇がなったと言うほうが正しいかもしれませんね(^_^;)
そして8,5合目にある宿泊予定のある山小屋に向け、暗い登山道を進むことになったのです。
次回 ⇒ 富士山の登山8合目は自分との闘い!山小屋『御来光館』に到着です。
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