「体と心」の修理屋さん!『副交感神経』の働きとは?

自律神経 副交感神経 働き2

前回は、自律神経である

交感神経』と『副交感神経』の働き

について書きました。

スイッチON or OFF:『交感神経』と『副交感神経』とは?

 
これら2つの神経はそれぞが役割を持っていて、どちらも生きていくうえではとても大切なもの。

この2つの神経のバランスが保たれることで、私たちは心身ともの健康でいられるのですが、体の調子を回復させてくれるのは主に『副交感神経』の役割となっています。

今回は、その副交感神経について、もう少し詳しく書いていきますね。

副交感神経が働く時間

『副交感神経』は簡単に言うと「リラックスの神経」。

このリラックスの神経は太陽が沈むとともに少しずつ活発になってきて、夜あなたが寝ている時に働きがピークとなります。

 
前回の記事で副交感神経の働きを「小人と靴屋」の童話をイメージしてお伝えしていまが、副交感神経が活発、つまり心身がリラックスしている状態で小人(副交感神経)は靴の修復に入ろうとします。

人の体で言うと、寝ているときに体の調子が悪いところを治してくれる感じです。

そして太陽が昇るとともに少しずつ働かなくなってきて、昼間はほとんど働かなくなります

昼間に起きて夜に眠くなるのは、昼間は「交感神経」、夜は「副交感神経」のそれぞれの働きのためなのです。

血管での副交感神経の働き

副交感神経の働きの1つとして、血管をひろげる働きがあります。

よく聞く血流が良くなると言うのは副交感神経の働きのおかげでもあり、血管をひろげて体の隅々まで血液を送れるようにしてくれているのです。

では、血管をひろげることでどのような体の影響があるのでしょうか?

生きるためにに必要な物資を運ぶ

例えば体の傷や悪くなったところを修復するには、それなりに必要なものがあります。

 
血管は道路みたいなもので体の各部に必要な物を運ぶ役割をして、各部は運ばれた物を使って修復していきます。

運ばれる物というのは、

 
栄養・ホルモン・酸素・・・etc

 
など、あなたが生きるために必要な物資。

もし、血流が悪くなって血管がつまり、修復する物が運ばれなくなれば大変なことになるのは想像できますよね?

体温を一定に保つ

血液はこのような生きるために必要な物資だけではなく、他にとても重要なものも運んでくれます。

それが

 
体温

 
体温を全身にくまなく運んでいくれているおかげで、あなたは体温を常に一定に保つことができます

眠くなると手足が暖かく感じてくるのはこのためなのです。

 
眠い ⇒ 副交感神経が働く手足の細かい血管が広がる ⇒ 手足の先まで体温が運ばれる

 
ここでひどい冷え性の方が眠れなくなるのは、手足が冷たいために『副交感神経』が働きにくくなっているからなのです。

この状態で副交感神経を働かせるためには、

手足を暖める ⇒ 手足の毛細血管が広がる ⇒ 副交感神経が働いてくる

これをバイオフィードバックといいます。

冷え性で寝つきが悪い方は試してみてくださいね。

 
そして、お昼ご飯を食べた後に眠くなるのも副交感神経の働きの1つ。

ご飯を食べて、食べ物が胃に入ってきたことで副交感神経が働き、胃や腸を動かし始めます。

すると副交感神経の働きで血管がひろがり、血流が良くなり体が温まってくる。

ついつい眠気を感じてしまうのはそのためなんですね。

副交感神経の働きのまとめとポイント

前回の記事を含め、「副交感神経」についてまとめます。

まとめ

寝ているときに1番働く

脳や体を修復する。逆を言うと副交感神経が働かないと、脳や体も修復できない

●内臓を動かす

●リッラクスさせる

●食べると気持ちが落ち着くのは、食べることにより内臓を動かす副交感神経が働いてくれるから

ポイント

緊張状態では副交感神経は働かない

副交感神経が働くことで血流が良くなり、体温が全身に運ばれる

●冷え性の方は副交感神経のスイッチが入りにくいので、眠りが浅い。または寝入りが悪い

●食べた後すぐに『交感神経』を働かせるようなこと(脳や体が、労働・闘争・運動・興奮・緊張感・恐怖感・危機感などの状態)をすると、内臓に血液が行きにくくなりお腹が痛くなったりする

●副交感神経が働かないと、胃が動けない ⇒ 食べ物が消化されずに吐いたり消化不良を起こし、後々胸焼けを起こしたりする

副交感神経だけ働けばいいのか?

いかがでしょうか?

『副交感神経』は心身をリラックスさせたり、修復するのにとても重要な神経です。

この副交感神経の働きが弱くなったらどうなるかは、簡単に想像できますよね。

 
しかし、ここで勘違いしてはいけないのは・・・

 
「副交感神だけが強く働けばいいんだ!」

 
という考え。

 
副交感神経だけでなく、もう1つの自律神経である『交感神経』もしっかり働いてくれないと、きちんとした生活が送れなくなってしまいます。

 
つまり、

 
「交感神経・副交感神経」のバランス良く働くというのが1番大事!!

 
であるということです。

 
では、その2つの神経のバランスが崩れるとどうなるでしょうか?

次回は『交感神経』と『副交感神経』との関係についてお伝えしていきます。

※次回 ⇒ 『交感神経』と『副交感神経』の関係。頑張ると交感神経が働きます。

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