もし、子供のイライラの原因が低血糖だったらどうしますか?

低血糖 症状2

前回は3大栄養素の1つである炭水化物、そのなかでも『糖質』の種類や働きについてお伝えしました。

『糖質』とは?糖質の働きと「糖質制限ダイエット」の関係。

 
そのなかで、糖質は生命維持の1番のエネルギー源になるとお伝えしています。

しかし、どんなことにでも言えますが、過剰に摂りすぎることは体にとって害になるということ。

糖質も摂りすぎると、「肥満」いう状態になってしまいます。

 
そして、肥満と同じくらい注意しなくてはいけないが低血糖

低血糖により体には様々な症状が起こりますが、最近問題となっているのが子供の気持ちの不安定感です。

子供を持つ親御さんにとっては、とても重要な問題ですよね?

 
では、なぜ糖質を摂りすぎと低血糖になるでしょうか?

そこで、今回は糖質と低血糖についてお伝えしていきますね。

低血糖について

低血糖とは?

炭水化物の多い食事(ごはん・パン・うどん・そば・果物など)を食べると、消化・吸収され肝臓でブドウ糖(グリコーゲン)に変えられます。

その後、ブドウ糖は血液を通して体中の細胞のなかに送られ、燃えてエネルギーとなります。

 
血液中のブドウ糖の量を血糖値といい、血糖値は通常、血液100㎖あたり65~105㎖に保たれています。

それが、70㎖以下になった状態低血糖といいます。

脳のエネルギーはブドウ糖

あなたには、ありませんか?こんなことが・・・。

  • キレる
  • 集中力がなくなる
  • やる気がなくなる
  • 体から力が抜ける
  • 手や足が冷たくなる
  • 朝と夕方に疲れ切った感じがする
  • たくさん食べた後心身ともに最も満足感がある
  • 昼間非常に眠くなる
  • 甘いものやお菓子がほしくなる
  • etc
これらのことは、もしかしたら低血糖が原因で起きている能性も考えられます。

 
以前の記事で、脳のエネルギーになるのは主にブドウ糖であることをお伝えしました。

ですので、常にブドウ糖が一定量、脳に血液を通して供給されないと脳の働きは低下します。

そうなると、脳や体中の細胞に十分にブドウ糖が供給されなくなって異常な生理状態になり、様々な心身トラブルを引きおこることになってしまうのです。

例えば、アメリカでは年間百万人もの人が頻繁に小さな事故や事件を起こしています。

これらの事件を起こす人は、すぐに怒ったり、うつ状態になったりするのですが、自分がなぜそうなるのか分からないのです。

 
食事の前が最悪の状態で、食後に最高の気分になる人は低血糖だと思っていいでしょう。

血糖値を調整するインスリンとインスリン抵抗性

インスリンの働き

さきほどブドウ糖が細胞に入り、燃えてエネルギーになるとお伝えしましたが、ブドウ糖が細胞に入るにはインスリンが必要になってきます。

 
インスリンを分泌しているのは膵臓という臓器。

膵臓は食後の血糖の上昇をキャッチした視床下部や下垂体の指令を受けて、ブドウ糖の量に合わせてインスリンを分泌します。

このように膵臓がインスリンをうまく分泌していることで、血液中のブドウ糖の量が調整されているのです。

吸収がはやい糖分を摂りすぎると、どうなるか?

砂糖やジュースなど消化しなくてもすぐに吸収される糖分は、食べたり飲んだりした途端、大量のブドウ糖として血液の中に入り込んできて、血糖値を上昇させます。

すると、それに反応した膵臓がインスリンを大量に分泌。

そして、大量のブドウ糖は細胞の中で燃えてエネルギーを大量につくります。

 
その結果、血糖値は急激に下がるという現象が体の中で起こるのです。

血糖値が急激に下がると、どうなってしまうでしょうか?

血糖値が下がり過ぎてしまうと、グルカゴンやアドレナリン・コルチゾル・成長ホルモンなどが分泌され、肝臓に蓄積したブドウ糖をさらに血液中に放出してしまうのです。

 
すると、

再びインスリンが大量に分泌される ⇒ インスリンが多すぎて、甘いものを食べたくなって食べてしまう ⇒ インスリンが大量に分泌さる
といった、悪循環に陥ってしまうんですね。

インスリン抵抗性

糖分や、生成された炭水化物を多く含む食事のせいで血中インスリンの濃度が高い状態が続くと、インスリンがブドウ糖を細胞中に取り入れられない状態が起きます。

これをインスリン抵抗性の言います。

この状態においても体はますます大量のインスリンを送り続けるのですが、インスリン自体が仕事ができないので、大量のインスリンとブドウ糖が慢性的に血液の中に存在することになります。

 
その結果、インスリン抵抗性による糖尿病・心臓病・乳がんなど、その他さまざまな健康上の問題を起こすリスクが高くなってしまうのです。

まとめ

よく、薬物治療を受けている糖尿病の方が低血糖を起こすと言われています。

しかし、低血糖は普段の食事のなかでたくさんの糖分を摂りすぎてしまい、その結果、血糖値が急激に上がり、インスリンが大量に分泌することで急激に血糖値が下がることで起こることもあります。

 
今、子供がイライラするといったような、気持ちの不安定感が問題となっています。

低血糖により脳のエネルギーとなっているブドウ糖が不足して、いろいろな精神症状を起こす可能性も否定できません。

とくに子供は甘いお菓子を食べたり、お菓子と一緒にジュースを飲んだりするので糖分を摂りすぎたりする傾向が強いですよね (^^;)

 
血糖値の乱高下は子どもが低血糖を引き起こす原因になるので、この組み合わせは避けた方がよさそうです。

低血糖を予防するためにとくに大切なのは、甘いものばかり食べすぎないようにすることです。

そして、なるべくなら血糖値を急激に上げないような食生活を考えられるといいですね。

そうすることで、子供の気持ちがイライラするといったようなことも防げますしね (^^)v

 
そこで次回は、低血糖にならないための対策、そして血糖値を上げやすい食品・上げにくい食品についてお伝えしていきますね !(^^)!

 
※次回 ⇒ 低血糖による子供の”イライラ”や気持ちの不安定。その対策は?

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