これまで自律神経の乱れが、様々な体の不調の原因になることをお伝えしてきました。
そして、国民病とも言われる「肩こり」や「腰痛」も自律神経の乱れからおきているかもしれません。
※もし「肩こり」や「腰痛」の原因が『自律神経の乱れ』だったら?
自律神経の乱れの原因は、主に「交感神経が過剰に働いてしまう」ということです。
では、この「交感神経」がなぜ過剰に働いてしまうのでしょうか?
結論から言うと、交感神経が過剰に働いてしまうは『ストレス』のせいです。
しかしストレスと言うと、あなたは漠然としたイメージや感覚しかないかもしれませんね。
そこで今回は、『ストレス』にはどんなものがあるかについて書いていきます。
ストレスと言うと何を思い浮かべますか?
以前の記事で、自律神経である「交感神経」と「副交感神経」はシーソーのような関係にあり、どちらか片方が働くと、もう片方は働かなくなってしまうということをお伝えしました。
働きながらでは体が休めないように、
「心と体が働いていては、心と体は修復出来ない」
ということです。
その心と体を否応なく働かせれてしまう原因の1つとして『ストレス』が関係してきます。
ところであなたは、この『ストレス』について何を思い浮かべるでしょうか?
●上司?
●部下?
●ご近所の方?
●嫁?
●姑?
●それとも・・・??
こんな感じで思い浮かべる方もいると思いますし、それ以外の方もいるかもしれませんね。
そう、多くの方が思い浮かべるのは上記のような「人間関係」によるストレスですよね。
これを『精神的ストレス』と呼びます。
あなたは、
”ストレス=精神的ストレス”
と思われているかもしれませんね。
しかし、ストレスには他にも4つあるのです。
4つのストレス
精神的ストレスを含め4つのストレスがあります。
①精神的ストレス
②構造的ストレス
③化学的ストレス
④温度や湿度などの環境的ストレス
この『4つのストレス』については後ほど詳しくお伝えしていきますので、今回は『4つのストレス』とは何なのかを知ってください。
①精神的ストレス
人間関係など、精神的に「嫌だなぁ」と思うこと。
構造的ストレス
骨盤のゆがみなどが、体や脳に与えるストレス
③科学的ストレス
排気ガスやシンナーなどの化学物質によるストレス。
また、食べ物不足による栄養的なストレスも含まれます。
④環境的ストレス
暑い・寒い・蒸すなどの温度や湿度、天候などが関係するストレス
いかがでしょうか?
多くの方が、①の「精神的ストレス」だけがストレスだと思っているのではないでしょうか?
でも、実は他の3つもストレスとなり『交感神経』(興奮する神経)を働かせてしまう原因になってしまうんですね。
この『4つのストレス』を知っていると、あなたは「ストレスに耐えられ限界値」をコントロールをすることが出来るのです。
この「ストレスに耐えられる限界値」のことを、『ストレスレベル』といいます。
次回は、この「ストレスレベル」について詳しくお伝えしていきます。
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