前回は、あなたの『副腎疲労度』をチェックしてもらいました。
人間はストレスがかかると、副腎は「抗ストレスホルモン」と呼ばれるストレスに耐えるためのホルモンを出してくれます。
副腎のおかげで、私たちはストレスから身を守ることが出来るんですね。
ただ「ストレス社会」と言われる現代社社会、絶え間ないストレスがあなたにもかかっていて、もしかしたらストレスで押しつぶれるのではないしょうか?
このような過剰なストレスがかかりすぎると、副腎も疲労を起こしてしまい「抗ストレスホルモン」もカラカラ状態になってしまいます。
ホルモンを出すにも限界があるのです!
前回の記事では、”寝ること”・”休むこと”が副腎疲労を回復させるのには1番良いとお伝えしました。
今回は、それに加えて副腎疲労を起こしている、それ以上にストレスで自律神経が乱れ体に不調を起こしているあなたに避けてほしい
●『カフェイン』
●『甘いもの』
についてお伝えしていきますね。
目次
カフェインは交感神経を刺激する
前回の記事で、「副腎疲労度」をチェックしていただきました。
そのチェック項目のなかに
●「コーヒーをよく飲む」
●「甘いものをよく食べる」
という項目がありますが、この2つ自体が副腎疲労を起こす原因になっています。
もしかしたら、あなたはよく飲むコーヒーを飲むかもしれませんね。
実は、このコーヒーにの中に入っている「カフェイン」は交感神経を刺激します。
そして、交感神経が刺激されると、体が元気になるような気がします・・・。
これは、別に”元気になるような気がするだけ”で、実際にカフェインは「カロリーはゼロ」だし、栄養素もないんですね。
ですので、元気を補充しているわけではない。
カフェインによって残り少なくなった力を、振り絞るようになっただけ。簡単にいうと「ドーピング」のようなものです。
甘いものは元気になったような気がするだけ
これは「甘いもの」も同じなんですよ。
甘いものを食べると「血糖値」が上がり、血糖値が上がると、元気になったような気がしてきます。
そこで元気になれると思い、「コーヒー」を飲んで、「甘いもの」を食べて、力を振り絞り出してしまうのです。
そうすると、
『抗ストレスホルモンが、なおさら少なくなる』
ということがおこるので、とても怖いことなんですよね。
その場は動けるようにはなりますが、この後はもっと大変な状態になってしまいます。
ドリンク剤は多用は危険!
その中で一番いけないのが
『ドリンク剤』
コンビニで売られるようになって、多用する人が増えました。
ドリンク剤にはビタミンなども入っていますが、一番の効用は「カフェインと糖分」です。
元気になった気がするだけなので、多用はやめてほうがいいと思います。
多くても、半年に1回くらいにしてくださいね。
自律神経が乱れて体に不調が出ているあなたへ
さらに、『自律神経の乱れ』がもっと、もっと、ひどいというあなた、
『自律神経失調症』
『うつ病』
などと、お医者さんで診断を受けたような方は、
「3年間はカフェインをとるのをやめましょう!!」
よくある症状ですが、
●『心臓のドキドキ』
●『胸の圧迫感』
●『不眠』
は、それだけでもだいぶ楽になりますよ。もちろん『糖分』も絶対に控えてください。
でも、どうしても「甘いもの」を食べたかったら、食後に少しだけにしてくださいね。
これは絶対に守ってください。
私が心と体をこわしたときは「カフェイン」や「甘いもの」は食べたくても我慢しました。
女性の方はこれだけで痩せやすい体になりますよ!(^^)!
自律神経の乱れを治すには、ストレスを減らすという視点も大事
さて、いかがだったでしょうか?
これまで『ストレスに対抗するホルモン』として、『副腎ホルモン』とその疲労度についてお伝えしましたが、今回一番覚えておいてほしいのは、
『カフェインと甘いものは自律神経が乱れいる症状のかたは絶対にNG』
だといういうことです。
今回は、副腎疲労がひどく自律神経の乱れている人に対しての対策をお伝えしましたが、副腎疲労の原因がストレスが過剰にかかっているということですよね?
その結果、自律神経が乱れて体に不調を起こしてしまっている・・・。
そこで、次回からはその自律神経の乱れの原因となっているストレスの減らし方についてお伝えしていこうと思います。
以前お伝えした『4つのストレス』の観点から、もっと詳しく書いていきますのちょっと復習しておいてくださいね(^^ゞ
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