私たち夫婦は、アラフォーで妊活中です。
そして、プロフィールでお伝えしていますが、私は人の身体を治療する治療家。妻のために、日本妊活協会が開催する「不妊テクニックマスター養成講座」を受講しています。
不妊テクニックマスター講座は、不妊に悩む方のための整体や知識を学べる勉強会。
講座の第1講では不妊治療における「不妊治療のステップ」と便秘改善の整体を学び、第2講では「妊活ピラミッド」という、本来あるべき妊活の形や冷え性改善の整体を学びました。
※不妊テクニックマスター養成講座(第1講):不妊症改善の第1歩は便秘の解消です!
※不妊テクニックマスター養成講座(第2講):『妊活ピラミッド』と冷え性改善の整体
今回は、第3講での講義内容につい書いていきますね。第3講の講義内容は、
●基礎体温の見方
●副腎疲労の整体
について学んできました。
目次
基礎体温の見方
午前中は基礎体温の見方について学習しました。
【基礎体温についての座学】
私たち夫婦は、不妊治療中なので当然基礎体温は毎日つけています。でも、あらためて勉強すると基礎体温により色々なことが知ることが出来ます。
理想的な基礎体温
ここで、少し基礎体温を説明しますね。
下のグラフは理想の教科書的な基礎体温表です。
●低温期と高温期がはっきり分かれていて、排卵日前後には体温が”ストン”と落ちる ⇒ その後、高温期に移行。
●低温期と高温期の温度差が0,3~o,5℃
●1周期が低温期、高温期ともに14日間隔の約28日周期
でも、はっきりいってこんな綺麗にグラフが推移することはほとんど無いみたいですね。
調子が良くないときの基礎体温
では次に教科書通りではなく、体の調子が悪いの基礎体温についてご紹介してます。
●無排卵
低温期も高温期もなく、波形が一定。
排卵していない基礎体温です。
●黄体機能不全①
低温期と高温期との温度差が0.2℃以下。
基礎体温を上げるべき黄体ホルモンがうまく機能していない状態。
●黄体機能不全②
①との違いは、低温期から高温期に移行するのに時間がかかるということです。
●排卵障害①
低温期が短く、卵子が未成熟のまま排卵する状態。
●排卵障害②
低温期は正常ですが、高温期が短い状態。
●排卵障害③
低温期が長く、卵子がゆっくりと育つ状態。
●波形がガタガタ
普段のストレスが多く、ストレスに対抗するホルモンを分泌する副腎が疲労している状態。
●冷え性
低温期が35℃代を推移。冷え性の改善が必要です。
●甲状腺機能亢進症
低温期の体温が高い状態。甲状腺の機能に問題があります。
手書きで分かりずらいです(笑)
もちろん、これらは単体ではなく複合しておこるのでパターンは無数にあると言っていいでしょう。
あなたもこれらを参考にして、自分の基礎体温をチェックしてみましょう!
副腎疲労改善の整体
副腎疲労は不妊の原因となる
3日目の内臓改善をする整体のテーマは『副腎疲労』
基礎体温のところでも言いましたが、副腎疲労の基礎体温はガタガタです。
副腎は、日々のストレスに対抗するホルモンである「コルチゾール」を出してくれます。
副腎のおかげで私達は日々のストレスに耐えらるですが、あまりにストレスが多いと副腎も疲労してくるのです。
副腎が疲労してくると、
副腎の乱れ ⇒ 自律神経の乱れ ⇒ 女性ホルモンの乱れ ⇒ 不妊の原因の1つになる
といった悪循環になる可能性も考えられるので、副腎の疲労を改善するのはとても重要なことなんですね。
副腎疲労を改善させるための整体法
副腎疲労の整体は、直接副腎にアプローチする方法もありますが、手の平にある反射点(ツボのようなもの)や耳たぶを調整することにより副腎の働きを活性化することが出来るみたいです。
【手の平にある副腎の反射点で調整】
【耳たぶを調整することによって、副腎が活性化】
なんだか、不思議ですよね φ(..)メモメモ
3日目の講義の感想
妊活中の方でも基礎体温をつけない方や、つけたことがない方もかなりいるみたいです。
基礎体温は体の状態のパラメーターですので、妊活中のあなたもぜひ日々の基礎体温をつけてみてはいかがでしょうか?
今回も様々な基礎体温の見方や副腎疲労の整体など、たくさんの知識と技術を学ぶことが出来ました。
指導していただいた、講師の先生方には感謝!!
ありがとうございました<(_ _)>